1 相似($\backsim$)の性質
ある図形を、形を変えずに一定の割合に拡大、または縮小したものを、もとの図形と**相似**(そうじ)であるといいます。記号は $\backsim$ を用います。
相似な図形の超重要性質
- 対応する角の大きさ: すべてそれぞれ等しい。
- 対応する辺の長さの比(相似比): すべてそれぞれ等しい。
2 三角形の相似条件
三角形の相似を証明するには、次のうち**いずれか1つ**が成り立つことを証明します。
3組の辺の比がすべて等しい
3辺の比がすべて等しい場合。たとえばすべて $2:3$ などに保たれているとき。
2組の辺の比とその間の角がそれぞれ等しい
2組 of 辺の比(例えば $1:2$)が同じで、かつその間の角の角度が一致するとき。
2組の角がそれぞれ等しい
最も実戦で利用します。2つの角が同じなら、三角形の残りの1つの角も自動的に等しくなります。
3 証明の基本4ステップ
論理的な証明は次の4つの段落構成を意識すると、どんな問題でもスラスラ書けるようになります。
宣言
「$\triangle ABC$ と $\triangle ADE$ において」と対象を絞る。
根拠の提示
「共通な角だから」「平行線の錯角だから」など理由と等式を書く。
相似条件
「2組の角がそれぞれ等しいから」と条件を言葉で書く。
結論
「$\triangle ABC \backsim \triangle ADE$ である。」で締めくくる。
4 中点連結定理
三角形の2つの辺の中点同士をピッと結んだときに成り立つ、とてもシンプルで強力な定理です。
2つの定理内容
- 平行: $MN \mathbin{/\!/} BC$
- 半分: $MN = \frac{1}{2}BC$
これは相似比 $1:2$ の相似形($\triangle AMN \backsim \triangle ABC$)になることから一瞬で導けます。
動かす相似シミュレータ
スライダーを動かして相似比を変更してみましょう。面積比や、中点連結定理がどう変化するかビジュアルで理解できます。
比率コントロール
現在の計算データ
操作ガイド
三角形の頂点 A、B、C はマウスや指で自在にドラッグして形を変えられます。
どんな形に変形しても、赤色の線(中点連結線)は必ず底辺と平行で、かつ長さが必ず「半分」になります!
リアルタイム測定データ
相似・力試し10問テスト
1問ごとにその場で「答え合わせ」と解説の確認ができます!
ここに結果判定が出ます
お疲れ様でした!
解き終わったら全体の判定を行ってみましょう!