図形の相似インタラクティブマスター

「相似の性質」から「中点連結定理」、テスト挑戦までをこれ1つで!

中学数学3年 図形領域

1 相似($\backsim$)の性質

ある図形を、形を変えずに一定の割合に拡大、または縮小したものを、もとの図形と**相似**(そうじ)であるといいます。記号は $\backsim$ を用います。

相似な図形の超重要性質

  • 対応する角の大きさ: すべてそれぞれ等しい。
  • 対応する辺の長さの比(相似比): すべてそれぞれ等しい。
A B C 10cm 10cm D E F 15cm 15cm $\backsim$ 相似比 2 : 3

2 三角形の相似条件

三角形の相似を証明するには、次のうち**いずれか1つ**が成り立つことを証明します。

条件 1

3組の辺の比がすべて等しい

1 : 1.5

3辺の比がすべて等しい場合。たとえばすべて $2:3$ などに保たれているとき。

条件 2

2組の辺の比とその間の角がそれぞれ等しい

2組 of 辺の比(例えば $1:2$)が同じで、かつその間の角の角度が一致するとき。

条件 3 ★最頻出

2組の角がそれぞれ等しい

最も実戦で利用します。2つの角が同じなら、三角形の残りの1つの角も自動的に等しくなります。

3 証明の基本4ステップ

論理的な証明は次の4つの段落構成を意識すると、どんな問題でもスラスラ書けるようになります。

1
宣言

「$\triangle ABC$ と $\triangle ADE$ において」と対象を絞る。

2
根拠の提示

「共通な角だから」「平行線の錯角だから」など理由と等式を書く。

3
相似条件

「2組の角がそれぞれ等しいから」と条件を言葉で書く。

4
結論

「$\triangle ABC \backsim \triangle ADE$ である。」で締めくくる。

4 中点連結定理

三角形の2つの辺の中点同士をピッと結んだときに成り立つ、とてもシンプルで強力な定理です。

2つの定理内容

  1. 平行: $MN \mathbin{/\!/} BC$
  2. 半分: $MN = \frac{1}{2}BC$

これは相似比 $1:2$ の相似形($\triangle AMN \backsim \triangle ABC$)になることから一瞬で導けます。

A B C M N